このページの先頭です メニューをとばして、このページの本文へ
新潟県ホーム の中の健康・医療・衛生の中の【魚沼圏域】12月1日(土曜日)「プロジェクト8のつどい」を開催しました
本文はここから

【魚沼圏域】12月1日(土曜日)「プロジェクト8のつどい」を開催しました

2018年12月17日
 魚沼圏域(3市2町)では、平成25年3月から新潟県地域保健医療計画において「HbA1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)8%以上の患者数の減少」を重点取組の一つに掲げて、医療関係者が「プロジェクト8(エイト)」と呼ばれる糖尿病対策を推進しています。
 糖尿病の発症・重症化を予防し、糖尿病があってもできる限り健康な人生を全うできる健康寿命の延伸を目指しています。
 12月1日(土)はこの取組の内容について学ぶ「プロジェクト8のつどい」を魚沼市小出ボランティアセンターで開催し、職域の皆様や市民の方々など30人が参加しました。

「プロジェクト8」は、健康寿命の延伸につながる地域の合い言葉

 最初に、魚沼地域糖尿病対策推進会議会長の上村伯人先生(上村医院院長)から講話「健康づくりとプロジェクト8-テレビや雑誌でおなじみの気になるお話―」を頂きました。
 新潟県魚沼地域での「プロジェクト8」の取組が日本や海外でのテレビで取り上げられていることに触れ、生活習慣病の中でも特に様々な疾患と関連が深い高血圧、そして糖尿病の発症予防に関する以下のポイントを紹介していただきました。
① 血圧測定は上腕で
② 高血圧の食事療法(塩分の多い食品を減らす、カリウムの多い食品を増やす、カロリーを適正に摂る)
③ 糖尿病・メタボ対策はごはん食をしっかり噛んで
④ 体を使わなければ衰える(健康づくりの運動はいつでも・どこでも・ひとりでも)
⑤ 労働と運動は異なる
⑥ 糖尿病も認知症もしっかり噛む食事と運動と続けて予防

 次に「簡単で効果的なウォーキングの方法」について、NPO法人エンジョイスポーツクラブ魚沼 クラブマネージャーで健康運動指導士の星 俊寛先生から、講義と実技を指導していただきました。
 さらに「おいしく食べて健康体!太りづらいカラダ作り」と題して、魚沼市立小出病院管理栄養士の南雲 夏希先生から、糖尿病を防ぐ食習慣について具体的に教えていただきました。

上村医師と南雲管理栄養士による講話
星健康運動指導士による講話と歩き方の実践

減塩かんたんパッククッキング体験

 上村先生の講義の後、全員でパッククッキングを体験しました。
 この調理方法は、ポリ袋(130℃耐熱のポリエチレン製半透明袋)に食材を入れ、お湯を沸かした鍋に入れて約20分程度加熱する調理方法であり、だれにでも簡単に調理できるのが特徴です。しかも調味料を少なくしても材料に味がしみこみやすいため、減塩の食事づくりにも対応しています。
 参加者の皆さんには、パッククッキングで主食、主菜、副菜を作っていただきました。できるだけ洗い物も少なく簡単にするため、洗米はせず、野菜はピーラーを使ったり手でちぎったりして、短時間で環境にも配慮した調理を体験していただきました。
 また、パッククッキングは災害時にも役立つ調理方法であることもお伝えしました。
パッククッキング体験の様子
パッククッキングで作ったご飯、鶏むね肉の生姜照り煮、キャベツと人参のさっぱりサラダ。野菜たっぷり減塩みそ汁
当日のパッククッキングメニュー( 193 キロバイト)
参加者からの感想の発表と上村先生のまとめ
 最後に参加者の皆さんから感想を話していただきました。
・(先生のお話から)果物を多く摂り過ぎていたことに気づいた。今後は量を考えて食べたい。
・パッククッキングの体験は初めてだったが簡単で、おいしくできた。家でも試してみたい。
・味付けが薄いと感じた。日頃の自分の食生活で塩分を摂り過ぎていることに気づいた。
・ウォーキングの体験は歩き方の基礎がわかり、とても参考になった。

参加者の発表に対して、上村先生からアドバイスを頂きました。
「魚沼地域の米と食材を生かした食生活を送ること、適度な運動をすることが、糖尿病の発症・重症化予防につながる。正しい情報を入手して今後の生活に生かしてほしい。」

 今後も「プロジェクト8」の取組を魚沼圏域の各地で実施し、糖尿病発症及び重症化予防につながるよう取組を進めていきます。

関連リンク