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新潟県ホーム の中の農林水産業の中の【魚沼】平成28年度出前講座「田んぼの水はどこからくるの?」ツアー実施報告
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【魚沼】平成28年度出前講座「田んぼの水はどこからくるの?」ツアー実施報告

2016年08月25日

7月19日 伊米ヶ崎小学校「田んぼの水はどこからくるの?」ツアーを開催

 7月19日に魚沼市立伊米ヶ崎小学校5年生を対象に、出前講座「田んぼの水はどこからくるの?」ツアーを開催しました。
出前講座は、伊米ヶ崎地内の田んぼの水が佐梨川から農業水利施設によって運ばれていることの理解を深めてもらうことを目的に行いました。当日は児童9名と担任の先生に参加していただき、①小出郷第1号頭首工、②円形分水工、③伊米ヶ崎地区ファームポンドを見学しました。
 小出郷第1号頭首工は川をせき止めて農業用水を取水する施設であり、取水量は1秒間に約3.4m3であること(学校のプールを約2分でいっぱいにする量)、用水を利用している田んぼは約760haであること、米の1人あたり年間消費量60kgと米の生産量8俵(480kg)/10aから計算して1年間に約6万人分のお米が取れること、頭首工は川をせき止めるため魚の通り道である魚道を設置して生態系に配慮していることなどを説明しました。今年は魚道の説明の際に、サカナクンに扮した職員が登場し、魚道を遡上する魚を実演しました。また、頭首工を制御している管理棟で、管理の方法について説明しました。
 次に、円形分水工は小出郷第1号頭首工から流れて来る水を小出支線用水路と伊米ヶ崎支線用水路に分ける施設であり、流れて来る流量は1秒間に約1.5m3であること(学校のプールを約4分でいっぱいにする量)、分水の割合は受益面積(農業用水を利用している農地面積)割合によって小出:伊米ヶ崎=6:4にしていること、水が湧き上がるのはサイフォンの原理を利用していることなどを説明しました。サイフォンの説明では、サイフォンの上流から草を流し、その草が下流から湧き上がってくることを確認しました。
 最後に、伊米ヶ崎地区のファームポンドは用水路から取り入れた水を一時貯留する施設であり、田んぼに水が必要なときにはファームポンドから各水田につながっているパイプラインへ配水することや、水田の給水栓を開けて水が出てくることなどを説明しました。併せて、伊米ヶ崎地区のほ場整備前と後の写真を示し、ほ場整備の効果についても説明しました。
 伊米ヶ崎小学校の先生と5年生の児童のみなさん、ありがとうございました。

小出郷第1号頭首工

頭首工から用水を取水する状況を説明

魚道を遡上する魚の実演

頭首工の管理方法を説明

円形分水工

円形分水工で用水を分けるしくみを説明

伊米ヶ崎地区のファームポンド

ファームポンドから配水される水田の給水栓を説明